横浜開港祭2024

横浜開港祭とは

開港記念日の由来

最初に調印された日米修好通商条約では、1859年7月4日に開港することになっていましたが、結局アメリカ、オランダ、ロシア、イギリス、フランスの5か国すべてに対して旧暦7月1日(現在の6月2日)に開港されることになりました。

もともと神奈川が開港の候補地とされていましたが、東海道沿いで外国人とのトラブルが予想されたため、当時、辺鄙で取り締まりやすかった横浜の地が選ばれました。横浜には水深も十分あり港として優れていたため、開港後は急速に発展しました。

当年の開港当日は特に祝賀行事も行われませんでしたが、1周年にあたる万延元年の6月2日に、山車や手踊りで街中をあげて開港を祝ったのが開港記念日のはじまりです。

横浜開港祭のあゆみ

横浜開港祭のあゆみ

横浜開港祭は、1981年に「国際デープレ横浜どんたく」として開催されたのが始まりで、翌1982年に「’82国際デー第1回横浜どんたく」として正式に始まりました。
1984年の第3回より「横浜どんたく」となり、1993年の第12回より「横浜どんたく開港祭」、1995年より「横浜開港祭」となり、2024年度第43回を迎えるに至りました。
横浜開港祭は、例年、港に感謝し、市民と共に横浜の開港記念日である6月2日を祝い、賑わいのある様々な催しを実施し、まちづくりと観光の活性化を図るために開催される『市民祭』です。

ボランティアの存在

ボランティアの存在

横浜開港祭は市民・行政そして企業が一体となって参画し運営している市民祭です。
毎年約75万人の来場者を迎えるために、忘れてはならないのは多くのボランティアの存在です。
例年横浜開港祭の準備は約9ヶ月前の9月頃からスタートします。
各企業に協賛のお願いをする担当、当日実施する様々なコンテンツを考え設営する担当、横浜開港祭の認知度をあげるために様々な手法でPRする担当、これら3つの役割を軸に、行政や市民団体と連携しながら取り組んでいきます。

そして横浜開港祭当日には多くの横浜市民のサポーターも参加して来場者をもてなします。
みなさん、仕事の合間を縫って横浜開港祭実現にむけ日夜遅くまで取り組んでおります。
このようにとても多くのボランティアの活躍で成り立っているのが横浜開港祭です。

多くの企業からの協賛

多きの企業からの協賛

横浜開港祭の規模は、日本でも有数の規模を誇る市民祭です。
コンテンツの設営には当然資金が必要となりますが、ここ数年問題となっているのが、来場者数増加に伴うごみ処理問題、および、安心・安全を実現するための警備の問題です。人的リソースも当然必要となる他、設営運営費用も年々増加していくなかで、対応していく必要があります。これらには、ご協賛として多くの企業から資金をご提供頂いております。
横浜開港祭はいまや企業や個人からの協賛なくしては成り立たない市民祭となっています。

未来へ繋ぐ市民祭

横浜開港祭は42年の歴史のなかでたくさんの笑顔を生み出してきました。おじいちゃん・おばあちゃん、お父さん・お母さん、そして子どもや孫たち、世代を超えて横浜の未来を創造していく、横浜開港祭がこれからも横浜市民の素晴らしい笑顔を生み出せるように、未来永劫開催できるようにしっかりとバトンを渡していかなければなりません。

協賛企業PICK UP

  • DeNAベイスターズ
  • 小俣組
  • OICグループ
  • 横浜銀行
  • 東急グループ
  • ㈱GRACE

主催者

  • 横浜市

  • 公益財団法人 横浜観光コンベンション・ビューロ

  • 横浜商工会議所

  • 一般社団法人 横浜青年会議所